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現金過不足、それ何?の時代


宇美町の女性税理士・世利です――
地方でも、あっという間にセルフレジが増加しました。
商品包装、レシートお渡し、は店員がするけれど
現金・カードなど、支払いについだけ手を出さない方法もあります。
これ、キャッシュレス推進や人手不足解消以外にも良い点が。
・現金は実に雑菌だらけです。
特に食品の場合、店員は現金に触れないほうが衛生的です。
・レジにおける接客時の現金事故・カード事故がなくなれば、
その分接客でのトラブルが減ります。
・レジ締めの煩雑さが解消されます。
現金過不足が出た場合、少額ならともかく、
一万円、五千円だと、相当の時間を費やすことになります。
商業施設のテナント店舗の場合は、さらに煩雑です。
むか~し、店舗経営の企業で経理を担当していたころ。
店舗からの日報に、現金過不足が一切あがってこない。
一年中、一円の狂いもなく現金がピッタリ!!!
これはかなり不自然ですから、抜き打ちでレジ監査に入りました。
すると、ほとんどの場合、レジ近辺に「謎の小瓶」がありました。
開けると小銭がジャラジャラ。(何故か、紙幣はありません……)
現金が多かったときに小瓶に入れてプールし、
現金の不足がでたら小瓶から補填する。
なので、現金過不足は日報には載らない。
会計上・税務上、処理として誤っているのはもちろんですが、
これを放置すると内部での不正につながります。
何かが杜撰だ

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