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医療事故紛争解決事例21〜分娩後蘇生措置の遅れで脳性麻痺

弁護士
 気がつけばもう8月ではありませんか。
 なんと、今年に入って初めてのブログ更新です。もっとマメに情報発信すべきですね。大いに反省したいと思います。
 さて、ずいぶん間が空いてしまいましたが、周産期シリーズの第2弾です。
 出生時体重4526gと巨大児で、産声を上げることなく、重度新生児仮死の状態で生まれ、総合病院の新生児集中治療室の医師の応援を求めたものの、重度脳性麻痺が残った、というものです。
 産婦はちょっと肥満気味、これがはじめての妊娠出産。妊娠5週から定期的に相手方の産科医院を受診しました。毎回の超音波検査が行われ、妊娠34週の推定体重は2287g、37週3101g、38週3406g、39週2593g、40週5日で3903gと、かなり大きめです。
 分娩予定日を超過しても胎児の頭が下降せず、分娩が進まないため、40週6日に分娩誘導目的で入院となり、メトロ(子宮口を広げる水風船のようなもの)を挿入、分娩誘発剤(オキシトシン)の点滴投与も開始されましたが、子宮口は2cmまでしか開かず、翌日いったん退院となりました。


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Source: 九州合同法律事務所

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