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11月16日(水)の広島ペンクラブ11月例会は、
美学者・広島大学名誉教授の金田晋(かなたすすむ)先生を招き、
「日本の季節感と旧暦のススメ」と題した講演をいただいた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E7%94%B0%E6%99%89
時間が足りず後半はほとんど聞けなかった。それでも前半の「日本の季節感」に関しては、
1枚の絵、1944年に書かれた灰谷正夫作「柿」から物語があふれ出てきて、
とても気持ちのよい時間を過ごさせていただいた(以下の画像は使用されたPPTから)。
白いクロスのテーブルの上に、柿2つ。深夜か、下弦の月に照らされている。
柿2つは夫婦。身重の妻を田舎に疎開させて、独り月を眺めながら、
同じ月を妻も眺めているだろうかと妻に思いをはせる。
白い月、これは秋の色と思うと(例:北原白秋、すすき)。
1枚の絵の前で哲学的思索にふける。その楽しみ方を教えていただいた。
後半は日本の暦法の歴史から旧暦についてのお話。
現在使われている暦「国際暦」「世界暦」はグレゴリオ暦を元にしているが、
旧暦を元にすれば、日本の四季と結びつくことができる。
春
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