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乳房再建。選択までの道のり③セカンドオピニオンへ

当初、「お腹もスリムにできちゃうじゃん」という、よこしまな考えから「再建はお腹ドナーで!」と決めていて、しかも形成外科の先生からも「お腹はベターではないができなくはない」と言ってもらったにもかかわらず、お腹ですんなり進められなかったのには3つ理由があります。 
 
それは、①通っているがん専門病院のお腹ドナーの術式が、お腹も腹直筋という筋肉を取るものだったというところ(「腹直筋穿通枝皮弁術」といいます。お腹の術式は実は複数あって紛らわしいので、いつか詳述しますね。)。
さらに、②お腹だと、血管を形成するために肋骨を一部切ったりすることで感染症や気胸のリスクがあると聞いたこと。
そして、③お腹だと日頃、自分に傷が見えることになるという事実。  
このあたりで悶々としていたところだったので、太ももドナーの可能性は「おおこれぞ」という福音でした。
そして、入っていた保険の付帯サービスのティーペックで、無料で医師のセカンドオピニオンを受けられると知り、太ももドナー選択の可能性について知りたい、と早速窓口に電話をかけてみました。 
 
担当の方はとっても親切で、ふとももドナーでできる病院を検索してくれました.その中で東京にあり、セカンドオピニオン対応している病院は3つ。
東京大学附属病院、三井記念病院、がん研有明。
当時ちょうどコロナが猛威を振るってた頃で、セカンドオピニオンも門戸が狭く、

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