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「自立してる女性かっこいい」の違和感

先日、友達のビジネスメンズとルノアールでお茶してて、こんな話になりました。
「自立してる」って女性にしか使わない形容詞だよねと。
働いてる女性に「自立しててカッコいいですね」というのはホメコトバとして違和感ないのだけど、他方、働いてる男性に「自立しててカッコいいですね」って言ったら、「あたりまえだろ、何言ってるのかな?この人」ってなるよね、と。
まさにそこが、まだまだ男女対等になっていないわれわれの社会の課題だねえ、と思いました。
 
私たち弁護士がいる世界は、男も女も同じ土俵で「はっけよい」と相手とやりあわねばならない世界です。
女性の弁護士だからって、「自立しててえらいね」「だから座布団1まいあげるね」とかいって提出した証拠の価値を高く見積もってくれるわけでもありません。
対等であることを当たり前に求められる構造の中で働いているわけです。
なので、仕事の場面では、自分が女性であることは完全に忘れています。
化粧するのもヒゲを抜くのも面倒でしかない時もあります。
たまに、出先の法律相談なんかで女性のお客様から「女性の弁護士さんでよかったー」とか言われると、
「あっ!そうなんだ。わたしは女性だったんだ」
「女性弁護士であるためにはどうすりゃいいんだっけ」
 と思ったりもします。 
ヒゲのくだりはさておき、この感じは多分多くの女性弁護士には共感いただけるのではないかと思いま

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