埼玉時代は、民暴委員会という、いかつい委員会に所属していました。
東京(二弁)に移ってからは、法教育委員会に入りました。
入って早々、大舞台に参加するチャンスが。
全国高校生模擬裁判選手権関東大会の証人役です。
模擬裁判というのは、架空の事例について模擬の裁判を行うもの。
刑事事件の模擬裁判では、参加高校の代表が検察官、弁護人になりきって証人尋問(被告人に対しては被告人質問)を行います。
よくテレビとかで見る
「あなたが被告人を見たとき、遮るものはありませんでしたか?」
「よく見えなかったんじゃないんですかっ?」
「本当はあなたが犯人なんじゃないですかっ??」
ていうアレですアレ。
あなたが犯人なんじゃないですか?なんて現実にはあり得ないですけど。
わたしが演じたのは、犯罪を目撃した証人役でした。
「普段からやってることなんだし、あんた独立したばかりでヒマだし、本番じゃないんだし、余裕でしょ?」
と思います?
ところが。独立したばかりでヒマかどうかはさておき、もーのーすーごーい大変でした。
証言するのは犯行を目撃したたった数分の出来事ですが、実は模擬裁判ってセリフが決まっているわけではありません。
与えられた事案を元に高校生たちの目線で質問したいことを練ってくるわけです。時にはアドリブで。
要は何を質問されるかわからない。
そして、設定を忘れたり大事な事実を間違えたりすると、勝敗を
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