弁護士の杉山弘剛です。
2012年5月、私は事務所の勤務弁護士のときに個人でホームページを立ち上げました。
個人で集めた仕事は自分の収入にしてよいことになっていたので、色々と集客方法を試していたうちの一環でした。
ホームページ上で何を売りにしようかと考えてみたのですが、とりあえず相談を無料とすることにしました。
当時はまだ相談を無料にしている事務所が少なかったので多少は売りになるかなと思ったのがひとつの理由ですが、実をいうと「相談料の取り方がよくわからなかった」ということの方が大きかったです。
というのも、当時私が勤務していた事務所は顧問先からの相談と紹介案件が中心だったので、相談料をほぼ受け取っていませんでした(結局事務所には10年以上勤務しましたが、相談料を取ったことは「どうしても受けとってくれ」と言われた1回くらいしかなかったと思います)。
そういうわけで、どういう顔で相談料を取ったり、どういうふうに相談時間を計ったりすればよいのかよくわからず、「いいや無料にしてしまえ。売りにもなるだろう」というノリで「相談無料」とうたったのが最初のきっかけでした。
それでホームページを運営してみたのですが、思いのほかお客さんが来てくれて、依頼につながることも多くそれなりの売上になりました。無料相談で一度来てくれたお客様からの紹介の相談も増えてきて、
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