皆さんの中で、法律を義務教育で学んだ方っていますか?
憲法とか三権分立とかを公民でやりました、という人は多いと思うのですが、個人的には、民法の初歩である契約原則とかを勉強したのは大学の法学部を卒業したあとの早稲田セミナーでした(笑)。
そんな法教育状況であるにも関わらず、おそろしいことに、法律の世界では「法律の不知は害さず」という一見わけのわからない格言があります。
簡単に言うと「そんな法律しらなかった〜」という言い訳が通らないんです。
信じられますか?教えてもくれないのに自己責任だけ取らされるっていうこの状況。
例えば、カフェでクロージングしたカードリーディングの契約は、カードリーディングのセッションが終わった後でもクーリングオフの対象なんだぜ、とかね。
そして、「知らなかった」というと、私のような血も涙もない辛口弁護士から「え?あなた事業者なのに?」と言われてしまうわけです。
では、どうしたらよいか。
おすすめは、勉強をすることです。もちろん法律家になるわけではないので教養レベルで構いません。まあ、これは現状ベースの防御として当然のことです。
さらにいうと、この状況をあなたは自分に有利に活かせます。
なぜなら、みんながよくわからない、というときに大切なことを知っているのはチャンスなのです。
孫氏センパイも、「彼を知り己を知れば百戦あやうからず」と言っているように、知っていること
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