著書紹介 茂木健一郎「生きがい」を読んで

ヨーロッパ特にイギリスで話題となっている、日本語の「生きがい」、現地では「IKIGAI」と紹介されている。そんな「生きがい」をタイトルにした著書を英語にて、脳科学者の茂木健一郎氏が出版されました。なぜ、ヨーロッパの人たちに、日本語の「生きがい」という考え方が、ブームとなっているのか知りたくてこの著作を読みました。その中で、茂木氏は、「生きがい」には5つの柱となる考え方があると説いています。1.小さく始める Starting small2.自分を解放する Releasing yourseif3.持続可能にするために調和する Harmony and sustainability4.小さな喜びを持つ The joy of little thing5 〈今ここ〉にいる Being in the here and now日本には、聖徳太子の時代から「和」をもって尊しとする文化があり、やおよろず(八百万)の神という精神性があり、伝統芸能や技能に関する「匠」の世界に敬意を表する文化があるという。そういった、精神性が、キリスト教の一神教の文化背景をもつヨーロッパに人たちに魅力的に映っていると茂木氏は分析しています
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