特許弁理士の存在価値(807-274)
千葉県鎌ケ谷市在住の弁理士かめやまです。 先日の特許審査官との面接。 珍しいことに、面接直前で審査官が交代。 ピンチヒッターの審査官。 十分な引き継ぎ時間もなかったせいか、こちらの意図がなかなか伝わらない。 正確にいうと、意図は伝わっているのだけども、 こちらの評価軸が伝わらない。 ものすごく、砕けた言葉で表現すると、 今回の発明って、部品Aを、「上」から「下」へ配置変更しただけでしょ? だから、今回の発明は、設計変更なので特許は認められない・・・ これが代打審査官の当初の立場。 仕方がないので、 今回の発明について、要素ごとに分解しながら、その意義を説明する。 発明の内容は、至極シンプル。 たしかに、誰でも思いつきそう・・・ しかし、実際は、そうでもない。 さらに、そして、色々な課題を一度に解決するもの。 引用発明1~2の課題を一気に解決するし、 そもそも、引用発明1~2には本願発明の阻害要因もあるし・・・ すると、審査官 あれ?ちょっとまってくださいね ちょっと整理させてくださ
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