最近気がついたのですが、わたくしどうも、自分で作ったカレーが嫌いなのです。
自分で作るせいで厳しい目で見てしまうというか、あ、ここイマイチ、みたいな部分ばかり気になってしまうんですよね。
どうしても「あの時のあのひと塩が。。」とか反省してしまうし。
実際、家とかいろんなところで食事作る係のひとってそう思っている人多いんじゃないかな?正直なところどうでしょう。
あとは、作り手ゆえ、舞台裏を知っちゃっているってところもカレーを楽しめない理由の一つ。
「玉ねぎ。オマエ今そんなアメ色になって丸くなったみたいになってるけど、もともとは目のしばしば成分まき散らす青白いやつだったよな。 」
とか、
「お前のもともとの姿知ってるぞ。結構シワシワだし全身に長毛はえてただろ。このニンジン野郎!」
みたいな。
わたし的最高のカレーとの付き合い方は次のような感じ。
席に着くと、美味しそうなカレーがポンとでてきて、わー美味しそうってなって、美味しいーと食べて、ご馳走さま!あとよろしく!っていう文字通りおいしいとこだけの関係。
原料とか過程とは切り離された、完成された状態で互いにはじめて出会う喜び。
しかし、自分で作るとどうしても裏方だけに、「ちょっと鍋に残っちゃったカレーこれどうすんのよ」とか、「カレーの鍋洗うの面倒なのよね」とか、「家の中に充満するカレー臭なかなか
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