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社労士の知恵 7

7.役に立たない金塊(資格)はただの石ころ(死格)
こういうおもしろい話が、イソップ物語にあります。
「あるけちん坊の人が、自分の全財産を金に換え、その金塊を庭に埋めて隠しておきました。
そして毎日それを掘り出しては、独り眺めて喜んでいました。
 あるとき、このけちん坊のしていることを子細に見て、
知ってしまった商人の1人が、金塊を掘り出して、持ち逃げしてしまいました。
 そのあと、いつものようにけちん坊がその庭に行き、掘ってみると、すっかり空っぽになっていました。
これを見たとき、ショックのあまり、けちん坊は髪を振り乱して泣きわめきました。
 そこで、その姿を見た近所の人が、けちん坊にこう言って慰めました。
『ねえ、けちん坊さんよ、そんなに力を落とすことはないでしょう。
本当は、あなたは金を持っているといっても、持っていなかったのですよ。
ですから、金の代わりに石を拾ってきて、同じ所に埋めなさいよ。金が埋まっていると思えばそれでいいでしょう。
金のあったときでも、あなたはその持ち物を利用していなかったのですから』」
 この教えは、どんなにすぐれたものを持っていても、それを活用しなければ何の役にも立たないということを私たちに教えてくれています。
この教えによってもわかるように、せっかく取った「資格」を「死格」にしてしまい、それを活用せず、
持っている能力を発揮できないとするならば、

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