スポンサーリンク

緊急事態宣言と裁判

弁護士
先日,緊急事態宣言の発出がありましたが,それにより対象地域の裁判所の裁判や調停の期日も,取消しになりました。私は,偶々発出後も8,9,10日は予定通りに期日が入ったのですが,それはあくまで色々な事情によるところの偶々で,来週から5月6日までの裁判や調停の期日はなくなってます。そうして,裁判がはいってないと,弁護士は暇になるかというと,そうではないです。昔々,平成時代に,「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きてるんだ!」という発言があったそうですが,ちと逆っぽいですが,裁判所で事件が起きているというよりは,事務所で起きているという感じ。弁護士は,裁判についての仕事の大部分は,事務所でやっています。ドラマの弁護士の仕事と現実の大きな違いは,ドラマでは,弁護士は口で闘ってますが,現実では,ペンで闘ってます。厳密に言えば,この令和時代では,ペンよりもパソコンですが・・・そして,裁判は,1年以上かかるのも普通ですが,終盤の尋問期日以外は,前もって提出した書面を陳述し(読み上げるわけではなく,「何年何月何日付準備書面を陳述しますね?」,「はい」),証拠を提出して,次は相手の反論をということで,10分もかからず終わります。今月入って期日は,ほとんどそういう期日だったので,裁判所にいくいかないの違いで,往復1時間程度の差は出ますが,その程度の影響。ただ,なんだかんだで,裁判の進行は遅くなる

リンク元

コメント

タイトルとURLをコピーしました