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選択肢があると、人は立ち止まれる

弁護士
私がお客さまとお話しするときに
「選択肢を挙げる」ということを心がけています。
 
これは、10年以上前、
弁護士になりたてでピヨピヨいってる頃に、
大先輩の弁護士から教えられたことです。
みなさんは、誰かに
「あなたはこうすべき!」
「こうしないとだめよ!」と
アドバイスされたことはありませんか?
 
人はひとつの道を強烈に提示されると反感を覚えて
たとえその道が正しかったとしても
あえて抵抗してしまいます。
 
結果、ベストな判断が
できなくなってしまうんですよね。
 
それに、誰かに決められた道を
言われたとおりに進んでいるだけでは、
結果がどうあれかならずどこか納得しきれず
モヤモヤが残ったりします。
 
何より、「指示」されてそれに「従う」だけの関係は、
対等な関係とは言えませんよね。
たとえ、専門家と素人の方であれ同じ。
やはり、自分の大事なことに関する判断は
自分がやるべきことだと思うのです。
 
なので、弁護士がクライアントに対してやるべきは、
適切な選択肢、しかも、
できればいくつかの選択肢を示すこと。
これに尽きると思っています。
 
もう一つ、
選択肢がいくつかあることのメリットとしては、
トラブルに巻き込まれて動転した気持ちを、
グイッと冷静に引き戻してくれるんです。
 
相手方

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