日本学術会議の議論については、設立趣旨や税金の流れ等等を全て知った上での発言や議論が必要であると思う。
が、全てを知らない身の上では、発言や議論の資格はないと思う。
そういう意味では、新聞等には、設立趣旨や税金の流れ等まで遡った本論からの論説を求めたい。説明なき拒否VS学問の自由をつらつら報道するだけでは、表面を上滑りしているだけで、国民は判断しかねる。
とはいえ、任命を拒否されたひとりである松宮孝明教授(刑法学)には、司法試験受験時代、大谷實教授(我が刑法の自説であった)の解説テープ(そのころは、受験予備校が発売していた)で解説を拝聴し、大谷説の理解をより深めることができた。
非常に分かりやすい講義だった。
単にそれだけの理由ではあるが、松宮教授が任命拒否されるのは、私的には複雑である。
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Source: 大船法律事務所 辻堂法律事務所 平塚八重咲町法律事務所 某辯護士の「弁」
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