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商標登録も「ワンタッチでポン!」とはいかない訳(36.0℃-6833)

弁理士
千葉県鎌ケ谷市在住の弁理士かめやまです。   先日の商標相談。 相談内容は  現在、3つの商標を使用しているが、どの順番で商標登録を進めればよいか? という点。  3つとも取得しても良いのですが、投資効果の面から見てどうなのかな? というところもあります。 なので、こう答えました。  売上の基盤になりそうなものからを取ったほうが良いですよ。  ピンと着ていなかったご様子なので、 現在の事業内容事業ごとの売上比そこにおける商標の使い方・・・等 についてヒアリング。 結果、  商標1は、登録する。 商標2は、現在は様子見。条件を満たしたら登録する。 商標3は、使用をやめて、商標1に統合する(商標1の戦力UP) となりました。  商標登録は投資。 現在の売上を守り、将来の売り上げを作るもの。 前者は守りの商標。 後者は攻めの商標。 しかし、折角、商標登録をしても お客様の方で、その使い方を間違えると、 売上の守りにもならないし、将来の売上にも寄与しない。 こちらも、お客様の事業内容や、その使用計画を考えながら商標登録を提案します。  

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