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なんか損した?(36.2℃-10314)

弁理士
千葉県鎌ケ谷市在住の弁理士かめやまです。   先日の特許相談は、海外進出の話。 外国出願の助成金に話題が移りました。 千葉県とJETROの助成金は、 5月~7月に募集、7~9月に採択。 そして、事業期間(助成金の対象となる期間)は、年末まで。  そのお客様は、2月に基礎出願(国内特許出願)。 パリ経由の外国出願の締め切りは、翌年の2月(基礎出願から1年後)。 PCT経由の外国出願(指定国移行)の締め切りは、2年後の8月(基礎出願から2年半後)。 あれれ・・・PCTの場合、2年後の助成金が時期的に微妙。 外国出願(指定国移行)の締め切りが、基礎出願から2年半。 これが、助成金によって、2年弱になってしまう・・・   「なんだ、あと2か月遅ければ  (外国出願の締め切りが)2年後の10月となるので、  2年後の助成金に申し込めたのか・・・(なんか損した?)」 「そうなんですが・・・ 仮に、出願を2か月遅らせた場合に、他社に似た出願をされたら、  特許が危うくなるので、そもそも意味がないわけで・・・  まぁ仕方ないですよね」    ちなみに東京都の助成

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