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スマホをせんとてうまれけむ


福岡市博多区東雲町の女性税理士・世利です。
スマホは、ようやく「個の確立」をもたらすのでしょうか。大昔、庶民の家屋には廊下というものはありませんでした。そのうえ襖と障子で仕切るだけで、鍵など論外、ガラッと開ければ、すべて丸見えになります。
プライバシーという概念自体がなかったのですから、
この外来語を和訳さえできなかったわけです。
……他にも例えば「アイデンティティー」も和訳できなかったと仄聞しています。
個人主義は、利己主義など自己中心的に曲解されがちです。それもあって「個の確立」はなかなかなしえてこなかったのだと思います。どちらかと言えば、わが国では全体主義といいますか、集団主義?
ところがついに黒船襲来!ではなくスマホが出現。
徐々に固定電話もなくなり、内でも外でも皆スマホ。
一人一人がスマホのディスプレイに見入っている姿は、
ほんの十年前、ほとんどの人が予測しなかったと思います。
誰でも情報を得ること、発信することが容易な時代です。
しかし良いことばかりとは言えません。
ある事柄がもたらすものは、常に「良きこと」「悪しきこと」がワンセット。
電車で、バスで、待っているときも乗ってからも、
ただただうつむいて、スマホの小さな画面に見入る。
街が活きていて、人が生きているのに、目はやらない。
それはもったいない!
街のありようこそ、時代を映し出す「情報」の塊です。

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