【商標相談】 事業は、川の流れのように
弁理士
千葉県鎌ケ谷市で特許事務所を経営している弁理士かめやまです。 とある日の商標相談。 起業予定の方なのですが、 商標登録の必要性を知っているものの、商標をどう活用してよいかわからない とのことでしたので少しアドバイスしました。 よくある勘違いなのですが、 権利を取ったから、売却できる 法律上は間違いないのですが、実際は、それほど簡単なものではなく・・・ 事業と密接な権利であれば売却しやすいですが そうでなければなかなか難しいです。 んじゃ、事業ってなによ？ となりますが、 事業は、ヒトモノカネが循環して、利益がたまっていかなければ、その継続性が得られません。 一方の権利は、水門や関所みたいなもので。 権利（水門や関所）だけで買っても、そこに事業（流れ）が無ければ、権利も使えないよね ということです。 つまり、事業（流れ）が主であって、流れに応じた水門や関所は、従なのです。 売却できる事業になるためには、一定の利益、継続性が求められることが多いです。 なので、 権利の売却 を考えるなら、まずは、 事業の売却&
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