すでに司法書士との付き合いがある方から、あえて知らない司法書士を探して頼みたかった、と言われることがあります。「プライベートのことを知られたくない」という意味合いのこともあれば、「しがらみのない中で仕事をしたい」という意味であることもあります。私の日常の中でも、極力なくしたいのが『しがらみ』です。断りたいけど、断れない。安くしてくれと言われても、拒めない。間違えていると思っても、それを指摘できない。そんな環境で仕事をするのは、しんどいですし、事故に巻き込まれるリスクが高くなります。中には、資格者をコントロールして、自分の思うような結果を実現しようとする人もいます。それと、「司法書士の知り合いがいる」と言われるのが、ただ単に「あんたに頼んでやっているんだ」という意味で言われている、ということもあるので、それはそれで要注意。知り合いの方がおられるのなら、「よかったらそちらに頼んで下さい」という接し方で、ちょうどいいです。「いつもウチが使ってる司法書士は」という言葉であれば、なおさら。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌－堺市堺区－
『しがらみ』の中で仕事をしない
司法書士
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