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長い裁判の最後のハードル 証人尋問

弁護士
 長い裁判だ。訴状提出は平成31年(2019年)3月8日だけれども、それ以前の証拠保全等の司法手続きも考えると4年近く取り組んでる事件となる。
 そんな長い裁判も、最終段階の証人尋問を経ると、後は、最終準備書面の陳述で結審し判決となる。
 そんな最終コーナーを回った後の最後の勝負となる証人尋問。
 全開は入院を理由に延期を申し出ていたN氏もようやく法廷に立ってくれた。
 「ファンド募集時に、『本ファンドの出資金は、事業者が当該事業に対して過去に投資した資金の回収に充てる』との説明が必要とは知らなかった」「我々は事業者なので金商法等には詳しくなく、ファンドを募集するM社が金融のプロなので、M社に相談して説明する必要ないとした。。。」
 それでは、金融庁の検査で行政処分になるのも当たり前だ。
 
 しかし、最終的に、ファンドの責任者からこんな単純な証言を得るため、私は、ファンドの対象となったとされる開発用地の現状を確認するべく、北は北海道日高・室蘭、南は鹿児島徳之島まで、日本全国を巡って調査することになってしまった。それはそれで、楽しかったけれど。。。
 尋問が終わって事務所に帰る途中、前から情報交換して、今回も傍聴取材に来てくれたN新聞の記者が追いかけてきた。
 「なかなか取材のできなかったN氏に、初めて接触できる機会だったので、尋問終了後、取材を申し込んだけど、弁護士二人にはば

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