昔から英語が苦手だった。
外資系の金融機関で働いていたこともあったにもかかわらず。
自衛隊の米国教官による訓練風景。
米国教官が自衛官にイライラしながら言う「Turn the heat off!」(1分40秒あたり)
自衛官はとまどいながら「ON ?」
米国教官が叫ぶ「NO!O!F ! F! OFF!」
ジェット戦闘機のパイロットとは比較にならないプライベートパイロット訓練生でもある私も、面白いけど、全く笑えない 。
自衛隊の戸惑いは痛いほど分かるし、キレた米国教官も目に浮かぶ。
趣味でお金を出しての訓練なら、管制塔(ATC)から何と思われようとも、「Say again!」を繰り返せばすむし、安全のために繰り返さなくてはならない。
第二次世界大戦が終わり、日本の航空会社が、初めて定期便の乗り入れを開始したとき、米国管制空域に入った日本人機長が、「何度言ったら分かるんだ! 英語が分からない奴は、さっさと日本に帰れ!」と怒鳴られた話も本で読んだことがある。
英語は苦手ではあるが、BBCのニュースやNational Geographicの解説などは、比較的聞き取れる。
問題は、米国ドラマや映画の一般会話だ。
何度聞き返しても、私には「アーユーリポーティング... ?」としか聞き取れない。
しかし、実際は「On your report...」と言っている。
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