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怒りについて②怒りにうまくライドして進め

弁護士
誰かのために怒る必要なんてないし、なんなら怒り感情は外側に出さないのが吉。
でも、「怒り」って自分の傾向を知るのにとても役立つ要素であって、「内側」に止める限り、怒ることはすごく大事なことだと思っています。
自分の限界とか、自分の倫理感とか、自分の善悪判断の基準とか、自分の正義感とか、自分の進みたい方向性とか。
自分が何に怒るのか。何を理不尽だと思うのか。その感情を通して、自分自身の姿が見える。
また怒りは強い原動力になります。
これまでの人生を振り返って見て、何かに怒っていなければ、私は今ココにいなかったかもしれません。  
 
怒りは、そのまま外にダダ漏れさせるのではなく、内側でよく観察して、形を変えて自分のガソリンにしたらいい。
その原動力で進めたら、自分の思いどおりの未来を描けるかもしれません。
 
怒りはうまく使う。
自分の内なる怒りにうまくライドして進もう。
Source: 弁護士 峯岸優子

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