少しずつしか変わらないので、少しずつ変わってもらう（813-280）
弁理士
千葉県鎌ケ谷市在住の弁理士かめやまです。 昨日は、顧問先での会議。 これまでの進捗状況と、 今後の開発計画、開発品が狙うべき市場についてヒアリング ○○で追加の特許とりたいんですが？ という言葉。 これに対し、 商品として、どの改良部分になるのですか？ その改良部分について、どれくらいの市場規模を見込めていますか？ と聞いても、規模感が伝わるような答えが出てこない。 やみくもに開発しても、 やみくもに特許を出しても、 ご飯を食っていけませんよ と強めに言ったところ、 これから作ります！ といってくれました。 もちろん、 がんばって売ります！ でもよいのですが、 事前に どこで売れるのか？ どれくらいの数が売れるのか？ いくら儲かるのか？ が描けていないと、効果的な投資は行えませんし、 儲けの源泉はどこにあるの？ がわからないと、効果的な特許は確保できない。 ということになります。 １年前から、口を酸っぱくして言ってきましたが 考えが少しずつ変わってきてくれたようです。
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