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少額訴訟のゆくえ

司法書士
9月2日、司法書士の簡裁代理権取得のための認定考査の結果発表があり、私が今年担当したグループでは11名全員が合格を果たしたとの報告を受けました。これも最初の研修で2時間にも及ぶ自己紹介で全員が仲良くなれ、LINEを通して何でも話し合い、連絡を取り合っていたことも功を奏したようです。ここ最近は、合格率が5割を切るなどして難化傾向にありましたが、今年は、合格率も格段とあがり、ホッとしています。 また、今月末には、群馬県司法書士会から、かつて神奈川県司法書士会で労働問題WTが担当した司法書士事務所向け研修の要請があり、労働問題WTのメンバーと一緒に、群馬県司法書士会へ出向くことになっており、いろんな意味で楽しみにしています。若手の司法書士等が、「ブラック司法書士事務所あるある」を寸劇にして楽しませてくれるため、結構面白い研修になっています。この研修での様子等は、またの機会にブログに掲載するようにします。 さて、私が被告代理人として担当した2万円の訴訟ですが、結果的には敗訴に終わりました。口頭弁論への出頭は、私だけでも5回ほどになりました。裁判所も、こちらの主張である、原告の債務不履行及び損害賠償義務を認め、被告の主張する相殺の抗弁を検討してくれましたが、結局、被告の損害額は、原告が従業員を派遣したならば得られた金額を上回らないということで、原告の請求を認容する結果とな

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