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社労士の知恵 14

14.一生懸命
資格を取っても開業しないでいる人もいます。いざ、開業となると不安になるものです。
しかし、資格を「死格」で終わらせてはいけません。その資格を取ろうとした動機があったわけでしょう。現状に不満があったわけでしょう
。会社でいやいや仕事をするくらいなら、スパッと辞めた方が会社にとってもその人にとっても幸せです。
いまの日本は、何をやったって食べていけます。
開業して本当にやっていけるのだろうか、なんて余計なことを考えていたら、かえって時機を逃して不利になりますよ。
資格を取ったら、それに賭ける。資格マニアみたいにあれこれ手を出してもダメです。
1つの資格に賭け、1つの専門分野を見つけて、そのことにかけてはだれにも負けないようにする。この一点集中主義です。
一寸法師はどうして鬼を倒すことができたのか。彼は針の先を用いた。金槌で足の裏の土踏まずをトントンと叩くと気持ちよい。
でも、針の先でつついたらたまらなく痛いわけです。針の先という一点にすべての力が集中されるからです。もうひとつは継続性です。
一度チクリと刺すだけでなく、何度も何度もチクチクと刺す。この継続性ですね。私たちは、一寸法師から一点集中主義と継続性の大切さを学ぶべきです。
皆さんそれぞれビジョンを持っているでしょう。人間は何でも自分の望むものになることができるのです。
道元の『正法眼蔵随聞記』に「まず欣求の志の切

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