ユーチューブでの「同一労働同一賃金」を見て思ったこと
最近は、ユーチューブでの動画で、労働問題を解説していることが多くなってきました。そこで、ユーチューブで「同一労働同一賃金」で検索して、いくつか解説しているのを視聴したのですが、社労士が解説しているのは法改正の主旨に則った内容になっていました。が、一般の方や経営コンサルタントもしくはユーチューブ大学てきな所謂ユーチューバーの方の解説の一部はかなり乱暴な内容になっていました。最も驚いたのが、この4月から大企業で始まる同一労働同一賃金の働き方改革関連法施行で、「正社員の特権がなくなる!」的な解説が多いことでした。別に、今回の法改正は、正社員の特権が廃止される訳ではなく、正社員と有期雇用・パート社員・派遣労働者とのバランスの取れた賃金の処遇が求められていて、そういった方達の給与を引き上げることが大きな目的と理解しております。世間的には、正社員の待遇が下がって、有期雇用・パート・派遣労働者との待遇差がなくなるような表現が多い様で、この解釈が世の中の主流になって世論が作られていくと怖いと感じました。ただしく情報を伝えるのも、我々社労士の責務という事を改めて思いました。にほんブログ村↑ランキングに参加中。励みになりますので、クリックにて応援願います! 社会保険労務士ランキング↑ランキングに参加中。励みに
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