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世の中にたえて桜のなかりせば

弁護士
相変わらず,締め切りに追われ,追い越されという生活継続中です。昨日も何通書面を出したことやら。今日も,今,3時くらいなので,相変わらず,世間的には深夜というところまで働いています。といっても,それなりに息抜きもしています。先週末も,こんなご時世なので,花見で宴会というわけにはいきませんが,花見散歩はしてきました!毎年桜を見ると,「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」の句が頭に浮かびます。文字通り桜なければいいという趣旨ではなく,逆説的に,それだけ桜が素晴らしいという趣旨です。そして,桜によって心が平穏じゃなくなることもまたよいのです。弁護士の仕事は,ある意味喧嘩をする仕事であり,その意味では常に心を不動に保つということも重要です。そして,それは本気で不動心を保とうとすれば,大体はそうできるようになります。ただ,他方で,場面によって,心が色々と動くことを許容し,受け入れることも大事だと思います。特にこの仕事で,心をかき乱されることが多いのは,怒りの感情です。こんなことが許されてはいけないという不正に対する怒りは,時に一晩眠れないくらいの興奮をもたらし,起案へ駆り立てます。怒りというのは諸刃の剣で,その状態では自分を傷つけている面もあると思うのですが,それが力,推進力になっている面もありますし,これこそ生きている実感,充実感を豪快に味わえる場面ともいえるので,それもまた

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