特許相談が新人教育として役に立つ理由
千葉県鎌ケ谷市で特許事務所を経営している弁理士かめやまです。 先日の特許相談では、新人君にも参加してもらいました。 これまで、商標相談には同席させていたのですが、 新人君は文科系なので、技術は分からないだろうナ ということで、特許相談への同席は控えていました。 しかし、そのお客様は、特許と商標の相談であり、 商標の背景が、特許出願に関する技術・事業との関わりが深そうであることから、 商標相談だけなく、特許相談にも同席させました。 今回の特許相談は、 公共交通機関のインフラにおける土木系の技術でした。 相談後の感想を聞くと、 普段みていたものにもの、色々な技術があって 色々な課題があり、 その課題を解決するための技術開発が行われているのだ という気づきを得たということです。 新人君の感想を通し気づいたこと。 特許相談って、 社会インフラにおける課題 課題を解決する手段(←発明)の理解 発明に関する事業を実現化するための事業計画 事業計画の前提となる社会インフラ・産業構造に対する理解 事業計画を補完するための知財面からのアドバイスのように、様々な視点からの議論が展開されます。&nb
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