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ネーミングセンスを言い訳にしない!

弁理士
商標登録の相談を受けていて感じること。それは、

「このネーミング、ちゃんと考えました?」

ということです。折角、お金をかけて商標登録しようというのに、ホントにひどいネーミングが多いんですよ(苦笑)商品名のネーミングというのはその商品の顔であり、名刺であり、自己紹介のプレゼンであり、商品の第一印象を決める大事な要素です。商品名次第で商品の売れ行きが変わったりもします。それなのに、あまり考えていないって、どういうことですか?!それで、私がネーミングのまずさを指摘すると、返ってくる言葉は判で押したように、

「いやぁ。ネーミングセンスがなくて…(ぼそっ)」

違いますねぇ。センスがないのが問題なのではなくて、センスがないのに思いつきでネーミングをしているのが問題なんです。もちろん、センスはあった方がいいですよ。でも、私が見る限り、こういう人たちはセンスを必要とするそのずーっと手前の段階で躓いているんですよ。ネーミングの勉強をしろとは言いません。ただ、ネーミングや商品の伝え方に関心は持って欲しいなと思います。自称センスがない人は十中八九、独りよがりのネーミングをしています。他の人のネーミングに関心がないんです。まずは他の人がどんなネーミングをしているのか、商品をどんな言葉で伝えようとしているのか、それを観察してみることをおすすめします。市場には自分たちの商品と用途や機能

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