被後見人さんの家に居た猫ちゃん問題がやっと解決。協力して下さる方がいて助かったものの、これは想像以上のハードルでした。裁判所の回答は、「高額になりますが、後見人の裁量でしかるべく」です。私自身、犬・猫が本当にダメ。お客様の家にお伺いして、「犬(猫)は大丈夫ですか」と聞かれても、「近付かないで」と願うしかないのですが、自分が直接関わらないといけない場面が来るとは、想像していませんでした。最近、つくづく思うようになったのは、後見業務は、ご本人だけのことを見ていても、やっていけない。家族さんとの関係も大事。福祉関係者とのコミュニケーションも大事。それは当たり前のこととして、仏壇とか、お墓とか、財産管理でも身上監護でもない、悩ましいこともいろいろとあって、そして、もろもろのことが、最後は後見人の責任になる。何年経っても、考えながら、悩みながらやらないといけない役割であって、「これで完璧」という境地に達することはない、ということ。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
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