地下鉄谷町線で移動するつもりが、御堂筋線に乗ってしまって、さてどうしよう。路線図を眺めながら、長堀鶴見緑地線に乗り換えました。勤務時代、大阪市内で過ごす時間がほとんどだったので、移動手段は電車オンリー。「路線検索」ような便利なアプリが、当時はなかったので、「どうやって移動したら早いのか」というのは、自然と身に付きました。「事務所の仕事で、車を運転する」というのは、たったの一度もなかった、です。「駅前で過ごして、車がなくても困らない生活をしよう」であるとか、「所要時間が同じであれば、電車で出掛けて駅から歩く」であるとか、今ある私の価値観は、おそらくは、過ごした環境から作られたもの。逆に、南の方向の事務所で勤めていたら、車が基本だったことでしょう。堺より南にも、今ではなくなっている法務局がありました。どこで感覚が作られるか、分からないものです。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
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