『夢を叶える人になる。』金融機関の新規開業ローンのパンフレットの言葉。私自身は、司法書士試験に合格した時、事務所の先生に言われた言葉を、今でも鮮明に覚えています。「独立資金として、最低でも300万円。1000万円を目標に貯めて」「開業から1年間は、仕事がなくてもいい、くらいの気持ちで貯めて」この言葉の影響は大きくて、開業から2年くらいは、車も買わずに仕事していました。借金が嫌いだったので、最初のコピー機はリースでなくて、買い取りでした。事業を始めるからには「融資を受けて当然」みたいな感覚の方も多いですが、それはそれとして、いざという時に拠り所になるのは、社長の個人資産。「一攫千金」「今ある借金を儲けて返す」みたいな感覚で始められるのには反対。金融機関のキャッチコピーにも、違和感あり。『夢を叶える人』になるためには、融資を受ける前に、それなりの準備をしておきましょう、です。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
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