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【この特許権の価値は、おいくら?】という幻想

弁理士
千葉県鎌ケ谷市で特許事務所を経営している弁理士かめやまです。 「この特許権の価値は、おいくら?」 よく話題に上がる話です。 経営者からだったり、弁理士同士だったり。 今の自分には、  特許権の価値 は、知りたくなる気持ちはわかりますが、ちょっとナンセンスかな~と思います。  特許権はビジネスの道具。 なので、それが効果を発揮するのは、 ビジネス環境(使える環境)とマッチしている必要があります。 マーケティングミックス(4P)でいえば  売り物(4Pでいうとプロダクト) 市場(M)に対する売り方(4Pでいうと、のこりの3P) あたりの条件がそろって初めて、 そのビジネスが儲かりそうか否かの判別できると思います。  つまり、対象となるビジネスモデルがあって それが一定の収益が上がりそうであるならば  保有する特許権がその収益に寄与しているのか? だとか  その収益に貢献する技術が特許で守られているか? と検討するんじゃないか、と。 そうすると、前提となるビジネスモデルを無視して、 「この特許権の価値は、おいくら?」 とするのは、無理筋なのではと思います。&nb

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