「今日いきなり」好転することがなくても

月末なのに、現場仕事。被補助人さん宅売却の準備は、動産撤去の準備として、まずは家財道具の要否の見極め。誰しも、自宅を売却したくはないので、その葛藤とお付き合いしながら、もう半年くらいになりました。後見人等として、家庭裁判所で居住用不動産売却の許可を取るケース。実は、「経済的には支障がない」という場合が多いです。自宅もあるけど、金融資産もあるとなれば、急ぎません。そういう意味で、切羽詰まっている、という事例は、久しぶりにとなります。切羽詰まってるから売却したのに、ずっと「勝手に売られた。警察に言う」と言われている事例もあります。ご本人ではなく、ご本人名義の不動産に住まれる親族さんが動いてくれなくて、難儀したこともあります。「今日いきなり」好転することがなくても、少しずつ、いろんなアプローチを積み重ねながら、やっていきます。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌－堺市堺区－

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