「呼吸が止まりそう」という施設からの連絡に、親族さんも駆けつけられるというので、私も施設に急行。着いたら「持ち直しました。ごめんなさい」。不謹慎ですが「予行演習です」。もう一度、お葬式に向けての打ち合わせをする時間を作れましたが、こればっかりは、想定通りにいきません。施設の方も、「テレビのように、みんなが見守っている中で、息を引き取られるわけではないですよ」と。今、関係者を悩ませているのが、内科的な病名が付くわけではない状態なのに、食事を食べられなくなった方が、複数おられること。だからと無理に食べてもらうと、誤嚥の原因にもなるし、点滴だけを続けると、体内の水分が増えすぎて、心臓に負担がかかったり、痰が増えて吸引が必要な状態になるのだそう。感情移入してはいけないし、だからといって、ドライに割り切ることはできません。動き回って、カロリーを消費している自分たちと同じように考えてもいけないので、迷った時は「自分の親だったら、どうするのかな」と考えています。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
迷った時は「自分の親だったらどうするか」

コメント