住所変更登記の住所が、つながるかどうか分からない時、どうするか。本籍地で出る「戸籍の附票なら網羅されている」という部分がある反面、コンピュータ化による改製の時期によっては、アテにできません。今回は、いろんな選択肢の中で、一番確実と思われる方法でチャレンジ。無事につながりました。こういうのも、司法書士の経験と勘。住所の記録がつながらなければ、最悪、「上申書(印鑑証明書付)と権利証のコピー」という手段があるものの、そこまでしないとつながらない住所変更登記も、法務局は職権でできるものなのか。ちなみに、前住所だけでなく、「堺市で住所を移転した記録の全て」と申請して、住所の履歴を出してもらうこともあります。試しに、自分のマイナカードでコンビニで操作してみると、「住所の履歴あり」バージョンを選択するボタンは、ありません。私自身、ずっと堺市にいますが、ある時「堺市に置いた住所の履歴の全て」を窓口で申請した時、古い記録が廃棄されていると言われ、「司法書士が住所の記録を途切れさすなんて」と、がっくりきたものです。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
住所の記録がつながらない時もある【住所変更登記】

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