社長と技術部長との3者会議
弁理士
千葉県鎌ケ谷市で特許事務所を経営している弁理士かめやまです。 先日の顧問先での打ち合わせ。 ある新商品のための特許戦略会議。 将来の模倣品を想像しながら、取得すべき特許の検討をしておりました。 かめやま こういう形の模倣品Aって、今回の新商品にとって、脅威になりますか? 技術部長 うーん・・・ かめやま 例えば。この模倣品Aだと、○○が犠牲されるものの、 生産コストが下がる等のメリットがあると、 他社がやってきそうになると思います。 結果、購入コストが下がる等のメリットがあると お客様も買いやすくなると思います。 技術部長 なるほど。そういう観点では、この模倣品Aはないですね。 歩留まりが悪くなるんです。 しかし、模倣品Aよりも、こっちの模倣品Bはありえます。 かめやま なるほど。その模倣品Bは、作りやすくてよいですね。 その模倣品Bは、御社にとって脅威になりますか? 技術部長 うーん。なるかもしれませんが、業界の規制の中にひっかかるので、うちでは見合わせました。 かめやま なるほど。であれば、現状の市場においてはそこまで影響ないかもしれません。 将来の規制緩和ってあります? 社長 次回までに


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