被後見人さんらとお話ししていると、意外なほど「施設利用者の方は、職員さんの言動をよく見られている」と分かります。この人は、しっかりされている。今日のこの人は機嫌が悪い。この人は、いつも仕事を抱え込んでいる。あの人は、挨拶に来ない。みんな違う方から、聞いた話。思えば、子供の頃に、親の言うことやっていることの矛盾に気付いて、反感を持っていた時期があります。ずっとそうだったかもしれません。「子供は分からない」と親は思っていても、ちゃんと見られています。今の私は、スタッフに見られています。多分、この人は「どうしようもない人だ」と思いながら、付き合ってくれていることでしょう。それくらい、下から上を見ると、よく分かるものです。言いたいことは、施設の利用者が下で、職員さんが上という意味ではなくて、高齢者の方に、判断能力が衰えられている部分があったとしても、職員さんの日々の言動は見られて、その指摘は的確である、ということです。阪急崇禅寺駅に乗ろうとしたら、人身事故で運転見合わせ。西中島南方まで、20分歩くことになりました。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
利用者の方は職員さんの言動をよく見られている【成年後見】
司法書士

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