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医療事故紛争解決事例24〜未破裂脳動脈瘤の見逃し

弁護士
 先日は、群馬県伊勢崎市で、日本国内の観測史上最高気温となる41.8℃が記録されたとか。普通の人の体温を遙かに超え、インフルエンザでも新型コロナでも経験しないような温度です(-。-;)
 そうかと思えば、毎年繰り返される豪雨による災害。
 ほんとうに、地球はいったい、どうなってしまうのでしょうか。
 さて、医療事故紛争解決事例、今回からいくつか、脳MRA(Magnetic Resonance Angiography:磁気共鳴血管撮影法)に関係する医療事故紛争を紹介したいと思います。
 約4年前に乳がんの手術をして、そのフォローのため乳腺外科に定期的に通院していたAさん(当時65歳)は、8月頃から右眼に違和感を覚えるようになり、9月に入って、急な視力低下・右眼瞼下垂・頭痛・ふらつきの症状が出現しました。Aさんから症状の訴えをきいた乳腺外科のドクターは、B病院に「脳転移の有無も含め、頭部MRIを勧めています」として紹介、B病院で、MRI及びMRA検査が行われました。その結果、MRIで脳転移は否定され、MRAの検査結果も、「主幹動脈に動脈瘤は指摘できない」というものでした。
 それから1週間、さらに症状が悪化したAさんは、乳腺外科に相談のうえ、眼科、耳鼻科を受診、そこでC病院神経内科を紹介され、その際、B病院で撮影された画像をC病院に持参するよう勧められました。
 C病院神経内科はA

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