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家賃増額請求についてよくある誤解

弁護士
今年も夏が一瞬で終わっていきました。 さて、夏に入る前に家賃増額請求についてのニュースについて記事を書きました。 特に更新のタイミングで、家賃値上げの通知が来たという経験をされた方はすくなくないかと思います。 しかし、結構勘違いが多いところなので、再度よくある勘違いをまとめます。 ①借主側に多い勘違い借主側で多いのは、増額の通知が来ても拒否すれば上がらないだろうというものです。 しかし、家賃増額は、それが正当なものであれば、貸主が一方的にできるので、これは間違いです。 ②貸主側に多い勘違い貸主側で多いのは、現行の家賃が相場より安いから、更新のタイミングで相場の金額に上げていいだろうというものです。 しかし、相場より安いからといって、相場の金額に上げられるわけではありません。 今の賃料に合意をしたときからの賃料の近隣相場、土地建物価格、税金の変動等を総合的に見て、上げられるかどうかがきまるのです。 例えば、10年間貸している部屋について、2年ごとに更新契約書を交わし続けていたとして、その間近隣相場の賃料等が上がり続けていたが、家賃を上げなかったとします。 それで、当初は相場の家賃だったのだけれど、現時点で相場と大分かけ離れてしまっていたとします。 ただ、2年ごとに更新契約書を

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