発明発掘会議(810-278)
千葉県鎌ケ谷市在住の弁理士かめやまです。 先日の話。 お客様は、アイデア商品を考え、特許取得を希望されていたので、 まずは、特許が取れるかどうかの調査(先行技術調査)を行いました。 その結果・・・厳しい。 新規性はあるのだけど進歩性がないといったもの。 例えて言うならば、 従来技術との違いは、1点(10点満点中)。 特許庁からは、3点あればあげるけどね 今回の発明は、たった1点だから特許はあげない といった状況。 しかし、お客様は、特許をあきらめない様子。 そこで、1点を5点まで上げるための会議、 いわゆる発明の発掘会議をしました。 お客様に色々な言葉を投げかけては、 お客様がそれに答える。 お客様は3人。 こちらは1人。 1対3のバトル開始です。 発明品の詳細は言えないので、例え話でいうと・・・ 従来の発明は、ここが丸いのに、お客様の発明は、ここが尖っている。 なぜ、尖らせたのですか? 丸いことのデメリットってあります? 尖っていることのメリットって何です? &
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