船屋形@相楽園
相楽園の重要文化財『船屋形』の内部公開がありましたので参加してきました〓江戸時代に河川の遊覧に使っていた川御座船の居室にあたる屋形部分だけを陸揚げして保存したものなので、『屋形船』ではなく『船屋形』と言われるそうです。この内部公開は応募者多数のため抽選となったようですが、運よく当選していました〓1グループ20名で1時間の見学。船屋形は2階建てになっており、10名ずつ各フロアに分かれて見学します。一度に大勢が入ると壊れる可能性があるので少人数で・・・とのことでした〓まずは一階。天井が低く、少し窮屈ではありますが、全て漆塗りの上、金箔が使われているなど華やかな感じがします〓天井の漆塗りは、江戸時代に塗った箇所と昭和になって塗った箇所とで色合いが違っているというのも印象的でした。次に二階へ。解説員の方が分かりやすく丁寧に説明してくださいます。床が一段高くなって床の間が付いているのが「上段の間」。そこは殿様がお座りになる所だそうです。その前に船頭さんが座る「床机の間」、後ろにお供の部屋「次の間」があります。一通り内部の説明をお聞きしてから再度外観を見てみると、より構造が分かりやすかったです。見学は午後からでしたので、午前中には、まず、これまで行ったことのなかった『北野公房のまち』に立ち寄り、その後スペイン料理でお腹を満たしておきました〓充実した一日でした〓 〓山崎法務事務所神戸市東灘区田中
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