発明者が狙われる場合(805-279)
千葉県鎌ケ谷市在住の弁理士かめやまです。 少し前の話です。 弊所のお客様からこんな問い合わせが入りました。 おめでとうございます! あなたは、ラッキーです。 あなたの発明品を、我々の雑誌に掲載できる権利が当たりました。 つきましては、掲載料〇万円/月をお支払いいただければ、 △月から掲載することが可能です。 ※お客様から聞いた内容を私が文章化したものです。 という趣旨の連絡が届きした。 どうやって、私が特許を出願したことを知ったのでしょうか? これに対応して大丈夫なのでしょうか? 以上が問合せ内容。 最初の質問。 「どうやって、私が特許を出願したことを知ったのでしょうか?」について。 特許出願から1.5年後には、出願した内容が公開されます(※) ※ これを「出願公開」といいます。 出願公開では、出願ごとに、特許公開公報が発行されます。 なお、特許公開公報は、特許公報(特許取得後に公開されるもの)とは違います。 特許公開公報には、出願人や発明者の氏名や住所も記載されることから、 いろいろなところからDM等が届く場合があります。 冒頭のお客様は、出願
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