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所詮はひな形(822-282)

千葉県鎌ケ谷市在住の弁理士かめやまです。    先日の話。 お客様が、とある企業から業務提携を持ち掛けられました。 相手方から、契約書作成前の協議を持ち掛けられたとき、 お客様から  金額以外で、そんなに調整することありますかね? と聞かれました。  シンプルにいかないと思うので、 協議することはたくさんありますよ~ と答え、協議を行った結果、 金額から始まり、支払い時期や契約の自動更新に至るまで いろいろなところで調整が入りました。 調整内容をひな型に反映すると、別の契約書に。 とてもとても、ひな形通りにはいきませんね。   調整が必要な理由として。 お互いが異なる諸事情を持っている。 故に、お互いの提携における思惑が異なってくる。 そうすると、契約書のひな型では不十分になる。 結果、ひな形の一部をいじることに・・・ すると、いじった場所について、相手から指摘が入る。 議論をしていると、  そちらの事情は分かりました。  じゃ、うちが譲歩する代わりに、こっちを・・・  と他の条項にも話題が及び、  結局、全体的な変更が必要になる&nb

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