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なぜ32bitはx32じゃなくx86なの?

司法書士
皆さんこんにちは。
Windows7のサポート終了が近づき、PCの入れ替えを検討されている事務所様も多いのではないかと思います。その際にはCore i5程度のCPUにメモリは8GBでWindows10の64bit版を標準的選択にしていただければと思います。Windowsは、余程の理由が無い限り32bit版ではなく64bit版を選ぶ時代となりました。Windowsが32bit版だとその上で64bit版アプリを動かすことはできません。一方64bit版なら、アプリは32bit版であれ64bit版であれ動作します。32bit版と64bit版の両方の版がある場合、区別するために32bit版はx86、64bit版はx64と書かれたりします。
 あれ?どうして64bit版はx64なのに32bit版はx32じゃないの?って思いませんか?一般の方には必要のない知識なのですが、PC業界で食べている人は知っておく必要があるかもしれません。
実はこの話には半世紀に及ぶPCの歴史が関係しているのです。
世界で最初に作られた商用のマイクロプロセッサは、インテル社のi4004(1971年)です。日本の電卓メーカの注文で作られました。「このマイクロプロセッサはトランジスタ数にして4000個の論理回路と同等の仕事が出来る」という触れ込みでICの型番に4000番台が振られました。4bitマイクロプロセッサであったこと

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司法書士
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