就任から1か月が経過して、裁判所に就任時報告を出せた件は、未払い金の清算。「税金滞納で差し押さえ」を受けておられる方も、実は金融資産をお持ちであって、金銭の管理ができなくなっておられるだけ、ということもあります。身寄りのない高齢者が増えていきます。お役所も強行的なことをする前に、「もしかしたら?」と訪問して様子を窺ってみる。係が違うので難しいのでしょうけど、生年月日を見て、想像力を働かせてもらってもいいのではないかな、と思います。ところで、今回、年末に審判確定した後見事件は、正月休みを挟んだことと、確定直後に被後見人さんの住所を移転したことで、新住所の登記事項証明書がなかなか取れずに、活動が遅れました。裁判所には、「確定日に住所を移転して住民票を届けるので、最初から新住所で登記してもらえないか」と相談しましたが、「まずは審判書の住所で登記しないといけない」とのことでした。相続の戸籍謄本等の収集に、大阪市のサービスカウンター。改札からの距離が短く、処理が速くて便利な、天王寺のサービスカウンターです。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
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