朝から、お客様の職場。金融機関、金融機関と移動し、登記に必要な書類のお預かり。午後からは、公証役場。尊厳死宣言の公正証書作成のお手伝い。依頼者と打ち合わせして作成した文章も、公証役場のひな型に被せられてしまいましたが、「一切の」という言葉を削除、ご本人の感覚で「麻薬」を「薬」と表現を変えてもらいました。専門書にも「一切の延命措置を」「麻薬の副作用により」といった表現がありますが、現場の医師から「一切では分からない」と言われたことから、「別紙」を用い、延命措置の内容を特定する方法としました。被後見人さんの病院訪問。その時、たまたま近くにおられて、声を掛けさせてもらう看護師さんがご本人の状態を把握されている、というのは、当たり前のようでいて難しいこと。「情報の共有ができている」というのも、良い組織の条件のひとつです。
Source: 吉田浩章の司法書士日誌-堺市堺区-
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