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資格だけでは生きていけない(36.0℃-6536)

弁理士
千葉県鎌ケ谷市在住の弁理士かめやまです。    開業したばかりの頃の話。 TELにて特許相談の問い合わせを受けました。 そして、お客様のところへ。 特許の話を伺おうと思ったら、お客様から一言  この前の弁理士は、難しい法律の話をグチグチいうばかりで、疲れてしまった とのこと。 よくある不平不満のようにも聞こえますが、 「これは、資格持ちにとっての落とし穴だな~」と思いました。 経営者が気にしていることは、↓がほとんど。  法律は、その手段の1つにしかすぎません。 お客様の発明に進歩性が認められるか否かは、 専門家にとって興味のあることかもしれませんが、 お客様にとっては、そのプロセスは二の次。 どちらかというと  儲かるか儲からないか 使えるか使えないか なのだと思います。 もっと乱暴に言えば、  (お客様の価値観で)○か×か です。  もちろんお客様の価値観に補足が必要な場合は、その旨を説明しますし、 お客様が、ご自身の不足を感じているようであれば、そこの説明をすればよいのです。 確かに、後学のために、 専門領域に

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