41銀
藤井聡太さんの41銀。こう見えて(?),私は,少年時代は結構将棋に熱中してました。中学生の時に3回出場した市の将棋大会で,私は2位,3位,2位と一度も優勝できなかったのですが,優勝者はいずれも違う人でした。トータルの勝ち点的なものだったら俺が一番上というのが私の負け惜しみでした(笑)ちなみに,最初の時は,サッカー部の練習を体調不良だとの嘘の理由でさぼって出場し,期せずして結果準優勝ということで話が学校にも伝わってしまいました。練習をさぼって怒られるかなと思ったのですが,そもそもサッカー部で私は全く期待されていなかったので,なんのお咎めもなしでした(笑)そんなわけで,将棋になじみがないわけではない私ですが,ネットニュースでの断片的な情報がでは41銀の何がすごいのかよく分かりませんでした。局面によっては,ただで飛車を取れる機会をリリースして,ただで銀を捨てるということもありえるからです。しかし,実際初手からの動画を見てみると,まじか!?と何がすごいか分かりました。無限に考える時間があったらという前提でも,この1手による顛末を知らなければ,普通に84飛車を打ってしまいますよね。将棋の世界でのこの41銀は到底まねができませんが,弁護士の仕事では,こういう一手は打っていきたいと思いました。訴訟等でも,意外と似たような場面はあります。訴訟という現実の戦争状態においても,露骨にわかりやすい攻撃よ
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